コイル・トランス・モータ検査装置・計測器の開発製造|インパルス巻線試験機

製品紹介

コイルテスタ

インパルス巻線試験機 DWX シリーズ
DWX-300LI, DWX-01LI

超低インダクタンスコイル・高速試験仕様!
1μHのコイルを10msecで試験!

評価試験向け    コイル部品の詳細な評価試験に使えます。
高速検査装置向け  印加タイム4msec、試験インターバル10msecで動作します。
※(パルス印加1パルス・判定なし・画面表示なしの最速時)
※ 特許取得済み

特長

チップパワーインダクタのコイル内絶縁試験に特化

普及が見込まれるチップパワーインダクタのコイル内絶縁試験に特化したモデルです。

最小1μHのコイル、最大1000V の印加が可能

4端子試験回路により、超低インダクタンスのコイルに対し、十分な高電圧印加を行うことができます。
最小1μHのコイルに対し、最大1000V(画面表示値)の印加が可能です。

従来試験機の2倍の波形サンプリング分解能により、詳細な応答波形を表示
ハイスピード、テスト、ブレークダウンテスト 3つのモードを1台に搭載

コイル内絶縁試験に最適な高速検査装置向けで高速動作の「ハイスピードモード」、良・不良判定のための「テストモード」、詳細な評価を行う「ブレークダウンテストモード」の各機能を1台に搭載しています。

最短試験時間10msecと高速な動作、量産ラインでの使用が可能

判定なしでの1パルスの印加では、最短試験時間10msecと高速な動作が行うことができ、量産ラインでの使用が可能。

チップパワーインダクタ、チョークコイル、モータコイル、巻き数の少ないコイルにも対応

標準のDWX-05Aとの性能比較

  DWX-300LI DWX-01LI DWX-05A
用途 精密試験 超低インダクタンス 一般コイル部品全般
インダクタンス範囲 0.1μH~10mH 0.1μH~10mH 10μH~100mH
最大出力電圧(無負荷) 3~300V 10~1200V 5000V
測定電圧分解能 0.3V 1.2V 100V
最大印加電圧(目安) 1μHの時300V 1μHの時1000V 10μHの時1000V
波形サンプリング分解能 200MHz相当 100MHz
最小試験時間
(1パルス印加時)
ハイスピードモード

判定なし 10msec

判定あり 18msec

テスタモード

画面表示なし 53msec

画面表示あり 108msec

200msec
判定機能 面積(Area%)、波形差面積(Dif Area%)
Peak電圧(Peak Stb%) 放電レベル(Laplacian)、
波形減衰率(Laplacian%) 破壊電圧評価試験(BDV)
手動による耐圧評価試験(Manual BDV)
面積(Area)
波形差面積(Dif Area)
放電量(Flutter)
放電レベル(Laplacian)
試験回路 4端子 2端子
試験ケーブル長範囲 推奨1.6m (最大3m) 推奨1.6m (最大3m)
部分放電試験対応 不可 PD対応
付加機能 マスタ波形記憶数 196機種、CFメモリーカードによる拡張、RS-232C・I/Oによる外部制御、試験結果Log保存・画面ハードコピー保存
外部I/O制御信号 印加トリガ(Trig)・印加終了(Index) など
検査ハンドラ用高速インターフェイスタイミング対応
試験開始(Start)・試験中(Busy)など外部制御
外観寸法
(キャリーハンドル含まず)
345(W)×185(H)×360(D)
付属品 4端子試験ケーブル1.5m 試験ケーブル1.6m
電源電圧 AC100/115/220/240 ±5% 切換式

印加波形例

0.2μHの空芯コイルの波形

オプション

DWX-01LI-OP1
DWX-01LI-OP2