コイル・トランス・モータ検査装置・計測器の開発製造|インパルス巻線試験機

製品紹介

コイルテスタ

インパルス部分放電巻線試験機 DWX シリーズ
DWX-05PD

コイル内の部分放電試験を実現!
マイクロ波センサ + インパルス巻線試験機

高速な立ち上がりのインパルスサージ波形からコイル内部で起きる部分放電の電磁波を狭帯域マイクロ波センサで高感度に検出します。 コイル部品のレイヤショート試験に加えコイル内部の部分放電試験を簡単に行う事が出来る画期的な試験機です。

部分放電試験の必要性


インパルス部分放電巻線試験機【DWX-05PD】とは


概要

特長

試験コイルの内部で起きている部分放電を電磁波により直接検出   
狭帯域パッチアンテナにより部分放電が起きる高周波信号のみを検出
アンテナを試験コイルの近くに設置することで高感度な部分放電試験が可能
試験回路の影響を受けにくい・取り扱いが簡単・生産ラインへの導入が容易
部分放電試験の自動化が可能
 既に導入済みのインパルス巻線試験機(DWXシリーズ)に後付け改造が可能

既に導入済みのインパルス巻線試験器(DWXシリーズ)には、部分放電検出センサ(マイクロ波センサモジュール)をオプションとして後付け改造を行うことが可能です。

便利な機能で作業効率が向上

部分放電試験の評価に必要な便利な機能で作業効率が向上します。 放電開始電圧(PDIV)、放電消滅電圧(PDEV)、放電レベル(PDpeak)、放電発生確率確認(PDpuls)

視覚的にわかりやすく放電信号を波形表示、簡単に使用できる

仕様

インパルス試験部
試験インダクタンス範囲 10μH以上(推奨)
サンプリング・スピード 8 bit / 10 nano-sec. (100MHz)
サンプリング・メモリ 512-byte
印加電圧 500V~5000V(100Vステップ)
試験入力回路
(インピーダンス)
抵抗分割(5MΩ)
部分放電試験部
マイクロ波アンテナ 狭帯域パッチアンテナにより部分放電の電磁波をセンシング
検出範囲 設置の際は被試験物から30cm以内を推奨
アンテナ寸法/本体間ケーブル長 W = 80mm  H = 80mm  D = 10mm  アンテナケーブル長 = 2m
共通部分

画面表示

波形表示範囲

640×480dot  8.4インチTFTカラー液晶

512×256dot
判定方法

マスタ波形との比較方式
波形の面積・波形差の面積・放電量などによる比較判定
部分放電発生電圧(PDIV)・消滅電圧(PDEV)の自動試験

部分放電発生有り・無し判定 放電レベル・発生確率判定 ほか
マスタ波形記憶方式 本体:196種類(14機種/14ページ) Compact Flash Memory:700種類
外部インターフェース

パラレルI/O(Start, Reset, OK, NG, Busyなど)
RS-232C(試験制御、試験データ入出力)
プリンタ・ポート(画面ハードコピー)

Ether Net(オプション)
外観寸法 W = 345mm  H = 185mm  D = 360mm  重量 約12kg
使用条件 0℃~40℃、電源電圧:100V~240V ±5%