インパルス巻線試験機は、巻線状態にあるものの電気的試験を能率よく、非破壊で行ないます。その原理は、標準巻線と被試験巻線に、同じインパルス電流を流し、その過渡現象波形を比較し、良否判定をするものです。過渡現象波形つまりコイル内に発生する減衰振動波形の意味するものは、インダクタンスおよびQであり、コイルの巻数違いレヤ・ショート、さらにコアがある場合は、その材質の違いなどが同時に判定できます。さらに高いインパルス電圧を印加することにより、コロナ放電の発生から絶縁不良も発見できます。すなわち巻線のクオリティとして必要なほとんどの性格をごく短時間で検査することができるのです。 |