特長
- 2つのテストモードで簡易・精密な回転方向検査を実現
- 自動感度調整機能により、最適な検出感度で試験します
- 1つのディテクタで最大16極数のステータコイルを試験可能
- 通信機能により、外部機器へ設定・結果データの送受信・自動化が可能
回転方向試験機
テストの仕組み
テストモード1 回転方向検査
ディテクタにて検出した複数の磁束の波形をA相、B相2つの波形に合成し、その位相差と振幅から全体の回転方向・強度を判別します。
テストモード2 磁界分布による位相差・磁界強度の検査
ディテクタに内臓された複数のセンサーコイルが測定したすべての磁束、磁束の分布の異常を検出します。
全体の回転方向は正常な場合でも部分的な磁束の乱れを捉えることができ、巻線や結線の異常の検出につながります。ディテクタをステータ内径の中心に配置する必要がありますが、より精度の高い試験を行うことができます。
試験項目 | テストモード1 | 回転方向試験(CW/CCW) |
---|---|---|
テストモード2 | 磁界分布試験(位相差/磁界強度) | |
励磁電圧 | 相タイプ | 3相 / 単相 |
出力波形 | 3相 / 2相 サイン波出力 | |
周波数 | 5kHz | |
励磁電圧 | 相間 5Vp-p(100段階) | |
最大印加電流 | 500mA | |
機能 | 検出感度レンジ | 10段階 |
検出感度調整 | オートゲイン機能 | |
保護機能 | 過電流保護 | |
一般 | 電源電圧 / 消費電圧 | 100 - 240VAC ±5% 50/60Hz 40VA以下 |
使用環境 | 温度5 - 40℃ 湿度20 - 80%(結露なきこと) | |
インターフェース | SIGNAL IO / RS-232C | |
寸法・重量 | 192(W)×95(H)×235(D) 1.8Kg | |
付属品 | 電源ケーブル 1本 3極-2極電源変換アダプタ 1個 励磁ケーブル 1.5m 1本 予備ヒューズ 1A 1個 取扱説明書 1部 試験成績書 1部 | |
別売品 | ※1 ディテクタ ※1 ディテクタケーブル 1.5m |
※1 ディテクタは下記対応表から試験対象に合う型式を選定の上、別途ご発注いただきますようお願い致します。