放電試験機

インパルス部分放電巻線試験機

DWX-05PD

今後普及が増すインバータモータのコイルを始め、家電や自動車、工業製品などのコイル部品の試験に必見です!!

インバータモータの普及により、コイルの絶縁信頼性試験に必要とされる、部分放電試験をはじめ、家電製品や自動車製品、工業製品に用いられる、モータ、 トランス、etc.のコイル絶縁試験として、レアショート試験と部分放電試験を同時に行い、専門的な知識がなくとも簡単な操作で高感度に良否判定を行い、試験時間の短縮及び試験装置のコストダウンが期待できる、画期的な試験装置です。

特長

  • コイル試験に必要な2つの試験を1台で 1台で、コイル内部のレイヤショート試験と、コイル内部の絶縁不良により生じる部分放電の試験を、簡単な操作により高感度で試験することができます。
  • 高度なコイル試験をローコストで実現 簡単な回路構成で高密度な部分放電試験が行え、試験装置のコストダウンに貢献します。
    従来の方式で同試験を実現するには500万円以上の設備が必要ですが、その半分以下のコストで実現できます。
  • 環境に影響されない安定した試験が可能 部分放電発生に伴う電磁波を非接触の狭帯域アンテナで検出するので、試験環境に左右されずに高感度に部分放電試験ができます。
    自動試験機に組み込む際にも試験回路に対して、独立したアンテナで部分放電を計測するので、環境に影響されない特長があります。
  • 多彩で便利な試験機能が満載 部分放電試験の評価に必要な、放電開始電圧、放電消滅電圧、放電レベル、放電発生確率確認、実際の放電波形を視覚的に表示する、などの便利な機能を有します。
  • 試験コイルの内部で起きている部分放電を電磁波により直接検出します
  • 狭帯域アンテナにより部分放電が起きる高周波信号のみを検出できます
  • アンテナを試験コイルの近くに設置することで高感度な部分放電試験ができます
  • 試験回路の影響を受けにくく取り扱いが簡単なので生産ライン化への導入が容易にできます。
  • 部分放電試験の自動化が可能となります
  • 既に導入済みのインパルス巻線試験器(DWXシリーズ)には、部分放電検出センサ(マイクロ波センサモジュール)をオプションとして後付け改造を行うことが可能です
  • 部分放電試験の評価に必要な便利な機能で作業効率が向上します
  • 放電開始電圧(PDIV)、放電消滅電圧(PDEV)、放電レベル(PDpeak)、放電発生確率確認(PDpuls) 放電信号を波形表示できるため視覚的にわかりやすく、簡単に使う事が出来ます

概要


用途

  • モータ関係インバータモータ・ハイブリッドカー動力モータ・車載用各種モータ ほか
  • トランス関係液晶テレビバックライト電源用高圧トランス・家電用スイッチング電源トランス ほか
  • 各種コイルIHクッキングヒータ用コイル・インバータ電源高調波フィルタ用チョークコイル ほか

仕様

インパルス試験部

試験インダクタンス範囲10μH以上(推奨)
サンプリング・スピード8 bit / 10 nano-sec. (100MHz)
サンプリング・メモリ512-byte
印加電圧500V~5000V(100Vステップ)
試験入力回路
(インピーダンス)
抵抗分割(5MΩ)

インパルス試験部

  • 試験インダクタンス範囲
    10μH以上(推奨)
  • サンプリング・スピード
    8 bit / 10 nano-sec. (100MHz)
  • サンプリング・メモリ
    512-byte
  • 印加電圧
    500V~5000V(100Vステップ)
  • 試験入力回路
    (インピーダンス)
    抵抗分割(5MΩ)