部分放電試験機関連
インバータモータの普及により、コイルの絶縁信頼性試験に必要とされる、部分放電試験をはじめ、家電製品や自動車製品、工業製品に用いられる、モータ、トランス、ｅｔｃ．のコイル絶縁試験として、ＡＣ耐圧試験と部分放電試験を同時に行い、専門的な知識がなくとも簡単な操作で高感度に良否判定を行い、試験時間の短縮及び試験装置のコストダウンが期待できる、画期的な試験装置です。
印加電圧－PD特性グラフ AUTO試験時の電圧値と放電レベルの推移を表示します。閾値レベルを超える放電は赤色にて表示。
印加電圧－Qmax特性グラフ AUTO試験時の印加電圧における放電レベルを表示します。 部分放電開始電圧（CSV）、部分放電消滅電圧（CEV）をグラフ化。
放電発生累積頻度特性グラフ AUTO試験時に発生した放電レベルにおける放電発生累積頻度特性を表示します。
| 試験電源 | 試験電圧・容量 | 最大5000Vrms 500VA |
|---|---|---|
| 最小可変ステップ | 4Vrms | |
| 試験周波数 | 50Hz/60Hz (50～200Hzを1Hzステップで設定可能） | |
| 部分放電検査 | 放電検出感度 | -90～-30dBm |
| 検出結果表示 | -90～-30dBmを100としたレベル表示 | |
| 検出電荷範囲 | 相対レベルとして50pC以上 | |
| アンテナケーブル | 標準2m(SMA同軸ケーブル) | |
| 電圧計測 | 電圧表示 | 0～5000Vrms（実効値） |
| 計測確度 | ±1.5% of reading | |
| 漏洩電流検出 | 1～25mA 1mAステップ または 100mA | |
| 一般 | 入力電源電圧 | AC100～240V±5% 50Hz/60Hz 10A |
| 周囲温度・湿度 | 23℃±5℃ 20%～80%RH | |
| 外部インターフェース | パラレルI/O、RS-232C、USB（試験制御、試験データ入出力） | |
| 寸法・重量 | W430×H177×D442 ※突起物含ﾏｽﾞ 約22kg | |
