異音・振動試験機
振動測定器
MV-20 / MV-20D
小型化したモータでは、回転時に発する少しのゴロ音も不良の対象となります。
普通、このゴロ音の試験は音聴棒を耳にあて、回転時に発する音を聞いて、良/不良の判断をしています。この方法では個人差もあり、又自動判別もできません。
本器は高感度、加速度型検出器を軸受に当て、ゴロ音を直接キャッチするので、周囲の雑音等に影響されず、正確な測定が可能です。
特徴
モータなどのアンバランスによる振動・ベアリングのゴロ音を検出します。
測定異音をスピーカおよびイヤホンにて聴音することができます。
外部通信機能を搭載したことにより、自動化生産ラインへの導入が容易になります。
各部名称
MV-20 / MV-20D
仕様
MV-20 | MV-20D | ||||
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使用周波数範囲 | 3段選択 | ||||
1.全帯域 | 15Hz~10KHz | ||||
2.低域 | 15Hz~1KHz | ||||
3.高域 | 1KHz~10KHz | ||||
測定加速度範囲 | 0.05G~10G(6 RANGE) | ||||
出力(外部出力) | 最大100mWrms(32Ω時) | ||||
周波数特性 | 20Hz~8KHz(±0.5dB) 15Hz~10KHz(±1.0dB) | ||||
フィルタ特性 | -12dB/oct | ||||
使用温度・湿度 | 0℃~40℃ / 10%~70%(結露なきこと) | ||||
使用電源 | AC100V~AC240V 50/60Hz | ||||
消費電力 | 5VA以下 | ||||
本体外形寸法 | 200W×130H×150D | ||||
通信ポート | I/O・RS-232C | I/O・RS-232C・USB | |||
ADコンバータ | - | 分解能16bit 波形メモリ1Mword | |||
加速度センサ | |||||
検出方式 | 圧電加速度方式 | ||||
電荷感度 | 10pC/m/s2 | ||||
最大使用加速度 | 10000m/s2 | ||||
共振周波数 | 20KHz 以上 | ||||
使用温度・湿度 | -10℃~80℃ / 0%~90% |